無理をしない!ストレスを減らすことがアトピーと上手に付き合うコツ

子供の頃からステロイドを使用→少しづつ改善へ

私は、現在34歳の女です。新卒でプログラマーとして働いていましたが、現在は自宅で家事手伝いをしています。

アトピー性皮膚炎と診断されたのは、保育園の頃で、それ以来ずっと付き合っている病気です。
父方の祖父や、従妹もアトピー性皮膚炎だったため、遺伝的なものがあるのではないかと親には言われていました。

保育園の頃から顔や体に痒みを感じており、病院で処方されたステロイド軟膏を使用しています。
小さな頃は季節的に夏場に汗をかいた時や、冬の乾燥が激しい時期等に特に痒みやかさつきを起こし、その場所を掻いて血が出る・瘡蓋になる・薬を塗って一時的に痒みが治まっても再び同じ事が起こることの繰り返しでした。

それから歳を重ねて大学生になる頃には何度も繰り返し搔きむしったり薬を塗ったために色素沈着が起きていましたが、子供の頃とは違い、起きている間に掻きむしることは減って、少しずつ症状は改善されていました。

アトピーが再発して化粧水も使えないほどの重症に、、、

しかし、社会人になると、職業柄とも言えますが不規則な生活と大きなストレスで大学生の頃には減っていたアトピーの症状が更に悪化した状態で現れました。我慢しようと思っても耐えられないほどの痒みを感じ、つい掻きむしってしまうことも多く、また病院に行く時間も中々作ることが出来ず薬を貰う事もままならない生活が数年間続きました。

その結果なのか、元々強くはなかった肌が更に弱くなり、ほんの少しの刺激にも耐えられなくなってしまいました。
本来であればアトピーの原因になりかねない乾燥を防ぐためのクリームや化粧水ですら炎症を起こしてしまい、使用することが出来ず、一時期はステロイド剤以外を塗布することが出来ない状況にまでなりました。

その後、アトピーとは違う理由ですが私情で仕事を辞めた為、痒み止めの錠剤やステロイド剤での集中的な治療を受けることが出来ました。
その結果、働いていた時の最悪な状況からは抜け出すことが出来ました。

規則正しい生活とストレスフリーを心がける

このような経験から、過度なストレスはアトピーの大敵だと感じ、その後はなるべくストレスフリーな生活を心がけています。
それでもアトピー性皮膚炎のない方と同じ生活をすることは出来ませんが、少し値段が高くても低刺激でなるべく肌に優しいボディソープやシャンプー、化粧品等は少しずつ使用できるまでに改善しました。
女性でアトピーをお持ちの方は同じ悩みを抱えている人も多くいると思いますが、おしゃれをしたいという気持ちがあるのに、使用したい化粧品等を使用した結果、肌トラブルを起こしてしまい、結果として薬だけを塗るという悲しい思いをしたくはないと思います。

私個人のおすすめですが、ストレスを感じることは最低限にして、規則正しい生活を心がけ、肌の不調を少しでも感じた時には無理をすることなく、肌を休めてあげるのが一番だと思います。

ストレスを感じることが皮膚を刺激する要素のひとつですから、自分自身を理解しこまめにリフレッシュするなり睡眠時間をしっかりとるなど、自分を労わってあげてください。

大人になっても続くアトピー性皮膚炎は完治が難しいと言われていますし、自身でもそれを実感しているため、今後、有効な治療法が見つかるまでは無理をしないことでこの病気と付き合っていくことが大事だと感じています。