両親がいつもアレをしてくれた!私のアトピーが重症化しなかったワケ

兄弟4人全員がアトピーに

この記事を読まれている方はご自身だったり、家族や友人、恋人などの身近な方がアトピー性皮膚炎で悩んでいたり、少しでも改善できればと考えてる方が多いかと思います。

少しでも具体的な参考にして頂きたいので、私の体験談の前に少しだけ自己紹介をいたします。

私は、37歳、男性で自営業をしております。

4人兄弟なのですが、生まれつきなのか幼少期から全員アトピー性皮膚炎です。
両親に関しては父が肌が弱く、アトピー性皮膚炎な感じです。

私は、物心ついた時には症状があり定期的に病院に通い、毎日薬を塗ったり飲んだりしていました。主な症状としては間接や手の甲、首などに重度とまではいかずとも常に症状があった気がします。

その当時の悩みとしては痒くて夜寝れなかったり、無意識に掻いて悪化してく痛みを伴ったりとありましたが、一番は小学生の時の周りの目というか、人に見られるのが嫌でした。幸いいじめを受けたりアトピーでいじられたりすることがなかったので良かったです。

お菓子やジュースは厳禁

確か小学生の時が一番ひどかったような気がしますが、お風呂上がりに父が薬を塗ってくれたり、母親が食事など気を使っていてくれたのだろうと思います。そんな中でも、お菓子やジュースに関しての縛りがかなり多かった思い出があります。

子供にとってはお菓子やジュースは魅力的なモノです。良く反抗したのを覚えていますが、今思えばそれらもアトピー対策の一環だったんだなと思っています。その他にも石鹸類などのバス用品もとても気を使ってくれていました。

汗をこまめに管理し保湿を怠らないことが大事

中学生になってからは、思春期ということもあり進んでケアをするようになりました。夏場はなるべく汗をかかないようにしたり、汗をかいたらシャワーをあびたり、こまめに汗を拭いたりします。冬場は乾燥して痒くならないように保湿を心がけていました。

それが原因かはわかりませんが、小学生時代のようなアトピーの症状が出ることがほとんどなくなりました。夏場は汗疹なのかアトピーなのか症状が出ることもありましたが、早めに薬を塗ることでひどくなる前に症状を抑えることができました。
冬場はどうしても肌が乾燥して痒くなったり粉をふいたりすることもありましたが、常に保湿クリームを持ち歩いて定期的に塗るよう心がけていました。

アトピーが嘘のように改善しストレスフリーに

その後はアトピー性皮膚炎の症状はいつの間にかおさまりほとんど気になることがなくなりました。20代前後くらいの頃から自分では小さい頃アトピー性皮膚炎だったという過去形の感覚になっています。

ただステロイド軟膏を使っていたりしたせいで、多少は当時の後もありますが、ほとんどが気になったことがない程度です。
それに今も肌が弱く、とても乾燥肌なので毎日しっかりとスキンケアをしたり、保湿をしたり、こまめな汗対策は怠らないようにしています。

症状が出なくなったり目立たなくなってからは人目を気にするなどの余計なストレスから解放され、より社交的になれた気がします。

最後に、
私の場合30年前ではありましたが、重度のアトピー性皮膚炎でもなく両親のサポートがあったおかげで改善できました。

薬や保湿剤で常にケアすること、食事や栄養に気を配ること、汗をこまめに管理すること。それらを幼少期から行えていたことで今があると思っています。

今は当時と違い様々な薬や治療法も確立されてきていますし、世間の理解度も30年前よりかはよくなってきている気がしますが、実際に苦しんでる方が大勢いらっしゃるのも事実です。

アトピー性皮膚炎は感染する病気ではありません。詳しくはわかりませんが、ストレスや生活環境にも症状が左右されたりもします。今以上にもっと偏見がなくなり、変に気を使うと相手に不快感を与えたり逆によくないのですが、多少の配慮などできることは行っていって欲しいと思います。